2015年11月26日木曜日

遺影写真を作成する者の頭の中

こんばんは!今回の担当はマフラーを巻くタイミングを悩んでいる甲斐島です。

そろそろ2015年も終わりに近づいてきました。
2014年12月1日から ブログを始めたので、もうすぐ1年が経ちます。

制作部のメンバーで約5日ごとに更新し続けたベーシック制作部ブログ。
書物初心者な私たちは何を書こうかと頭を悩ませる日もありました。笑
決して十分とは言えない私たちの初心者ブログ(笑)を
毎回読んでいただいている方々には
感謝の気持ちでいっぱいです。
本当に本当に本当にありがとうございます。
そしてこれからも温かく見守っていただければ幸いです。

さて今回書かせていただくのは
普段はなかなか言葉にすることのない「遺影写真への想い」です。
(あくまで甲斐島個人のものです)
相変わらずの初心者ぶりでツラツラと書きます。笑



弊社には毎日多くの遺影写真のご依頼をいただきます。
中には、人物が小さく写っていたり、データをいただいても画質があまりよろしくはないお写真や、
お召し物があまり写っていなかったり、体や頭の一部が写っていないお写真などもたくさんいただきます。
そんな時、
「お写真が多少ぴんぼけしてしまいます」
「写っていない部分を想像で作るので違和感が出てくるかもしれません」
などのお電話をさせていただくことがあります。

そんな時が一番つらい!!!

「故人らしさが出ているお写真だから」

と選んでいただいたお写真なのに。


様々な理由で選ばれた大切なお写真です。
ある程度の画質の荒れや服、髪の毛の作成などは
日頃の研修や鍛錬で弊社の作成スタッフは皆行うことができます。

しかし遺影写真は四つ切りサイズ(24cm×30cm)の大きさ(またはそれ以上)にまで拡大するので
中には拡大すると、お顔のパーツの形がわからないくらいにまでぼやけてしまうお写真もあります。
また見えていないお召し物や髪型を作成したり。
そんなときは、やはり想像でしかお作りできないんです。
お会いしたことのない故人様を想像して、ひとつひとつお作りするしかないんです。
そうなるとやはり実際の故人様とはどうしても異なってしまうのです。
頂いたご期待には添えられるよう、
慎重に制作部スタッフたちで相談と確認しながら
一枚一枚お写真を作り上げていきますが、

悔しい。



もし自分や自分の家族の遺影写真を作るとしたら
一番の理想は、お顔がはっきりしていて、その人らしさが出ているものを選びたいなと思うのです。
なので、もしこの記事を読んでくださっている方々には

今からご自身の遺影写真を選んでおいていただくことをお勧めします。
(え?そんな話?)
そして信頼の置ける周りの人に伝えておくこともお勧めします。


だって、自分の最後の写真は、自分の納得のいくベストショットがいいですもん!!

今回の記事は
ただ、それだけ、言いたかっただけです。^_^;
ツラツラとすみません。

みなさん今から写真選びましょう!!!
ありがとうございましたー!



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